HiDE-S(ひきこもり自記式スクリーニング票)の妥当性検証論文が国際学術誌PCNに掲載(2025年5月13日)
2025年05月14日
ラボでは、ひきこもり状態を簡便に評価するためにHiDE-S(ひきこもり自記式スクリーニング票)という12の質問からなるアンケートを開発しています。
このHiDE−Sがどの程度実際に現場で活用出来るかどうかを検証しました。
九州大学病院気分障害ひきこもり外来に来院・来所された当事者やオンライン調査への参加者に協力をいただき、データを解析したところ
HiDE-Sを活用することで「支援を要するひきこもり状態であるか否か」をある程度的確に把握できることを明らかにしました。
結果は、2025年5月13日に国際学術誌 Psychiatry and Clinical Neurosciences (PCN)に掲載されました。
なお、本研究は、「ひきこもり研究ラボ@九州&北海道(北大精神科教授 加藤隆弘代表)」とイタリア・アンコーナにあるPolytechnic University of Marche(Umberto Volpe教授・加藤ラボ留学中のSalvatore Reina精神科専攻医)との共同研究です。
詳細は、下記をご覧ください。
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/pcn.13837
HiDE-Sは、下記より入手可能です。